まだまだ暑い日が続いていますが気がつけば9月も半ば。スポーツの秋がやって来ます。サッカーでは日本代表がドイツにもトルコにも勝利し、バスケットボールではワールドカップで日本がアジア最上位となってパリ2024オリンピックの出場権を獲得し、絶賛開催中のラグビーワールドカップでも日本は初戦を快勝し...応援にも力が入りますね!
そこで、TRC MARCにどんな球技の件名があるのかを調べてみました。球技は、NDCでいうと783の下に分類されます。メジャーな球技は刊行される本も多く当たり前に件名としてありますので、今回はあまりメジャーでなさそうな球技に注目していくつかご紹介したいと思います。(「メジャーでない」の定義は、NDCの細目表に載っていない、ということで...。)
ティーボール
もしかしたら、お子さんはよくご存じのスポーツなのかもしれません。小学校の学習指導要領で、小学3年生~6年生の体育の必須授業に採用されているそうです。打球を載せる台(ティー)にボールを置いて、それを打つという野球やソフトボールに似たスポーツだそうで、野球と同じ783.7に分類します。
フロアーボール
別名、インネバンディ。スウェーデン発祥の、室内の床の上で行うアイスホッケーに似たスポーツで、北欧の国々ではサッカーに次ぐ人気を誇るとか?!TRC MARCではホッケーと同じ、783.88に分類しています。
ペタンク
フランス発祥の球技で、鋼鉄製のボールを投げ合って、標的球に近づけることで得点を競うスポーツです。よく似た競技に「ローンボウルズ」があり、こちらもTRC MARCに件名としてあります。ペタンクとローンボウルズの違いは、ペタンクがボールを投げるのに対し、ローンボウルズはボールを芝生の上で転がす...だそうです。また、もう一つよく似たスポーツに、パラリンピックで一躍有名になった「ボッチャ」があります。では、ペタンクとボッチャの違いは?ボッチャはイタリア発祥。ペタンクが屋外競技なのに対し、ボッチャは屋内競技。また、ペタンクのボールが鋼鉄製なのに対し、ボッチャのボールは皮革や起毛素材なのだそうです。ボッチャは重度障害の方も一緒に楽しめるように考えられたスポーツなのですね!ボッチャはまだTRC MARCに件名としてありませんが、ペタンク、ローンボウルズはTRC MARCではボウリングと同じ783.9に分類をしています。
ラグビーなどの応援で盛り上がったそのあとは、これまで馴染みなかった球技に挑戦してみるのも楽しいかもしれません。