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9月の雑記テーマは「天体」です。

パッと思い浮かぶ身近な天体といえば、月。(身「近」といって良いかどうか分かりませんが^^;)

昨年末、青山美智子さんの「月の立つ林で」を読んで以来、日々の月の満ち欠けが気になるようになりました。

月といえば満月に目が行きがちですが、「月の立つ林で」では新月(朔)に焦点が当てられていて、新月が持つ「はじまりの日」「新しい時間のスタートのタイミング」「新しいことにトライする絶好の日」といったポジティブなイメージが悩める人たちを励まし癒やしていく、そんな物語でした。
特に、新月は「新しい天体になるのではなく、再生の繰り返し」という描写が印象的で、まさに私たち人間もこの同じ体1つで人生を全うせねばならず、幸せな時期もあればつらい時期もあり、壁に当たってはなんとか乗り越え乗り越えしながら、いわば生のサイクルをぐるぐるぐるぐる回り続けているのだなぁ...なんてことをしみじみ感じたのでした。

気の持ちようとはよく言ったもので、再生=心機一転リセットのチャンスが毎月巡ってくるなんて素敵な考え方!と感銘を受け、長年愛用している歳時記カレンダー(月の満ち欠けも分かる)で「朔」の字を目にするたびポジティブパワーをもらっています。

また、これも「月の立つ林で」を読んだ影響なのですが、今年は自分の中で「月」が読書テーマの1つになっていて、小説中に月の描写が出てくるとつい書き留めてしまったり(気にしてみると実に頻繁に出てくるもので、月が人物の心情を表すモチーフとしていかによく使われているかが分かります!)「月」がタイトルに入っているとついチェックしてしまったりするようになりました。

「月」がタイトルに入っている本、今年読んだだけでもこれだけありました。
月まで三キロ
残月記
月人壮士
月と散文
満月珈琲店の星詠み
夜空に浮かぶ欠けた月たち
あと何冊読めるでしょうか。

明日は中秋の名月。
天気予報だとややくもり?のようですが...綺麗なお月さまが見られると良いですね!
私はお団子を食べながらゆっくり月の本でも読みたいと思います。

コメント (2)

duck:

本文とはまったく関係ない質問ですみません。集英社みらい文庫の『鬼滅の刃』の1・2・4~6巻の図書記号が著者の「マ」からタイトルの「キ」に変更になったようですが、3巻にあたる無限列車編だけそのままです。3巻扱いにして「キ」に変更される予定はありませんか?

TRCデータ部ログ管理者 :

duck様
コメントありがとうございます。
集英社みらい文庫の『鬼滅の刃』は、3巻にあたる図書のみタイトルが『劇場版鬼滅の刃』と変更になっていること等を考慮し、単品のままとさせていただいています。
図書記号がそろわず、ご不便をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

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