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遠い地、南極大陸

本日は「週刊新刊全点案内」2326号の発行日です。
掲載件数は1114件でした。
今月の表紙はこちら。

p20231003.jpg


食器棚です。
リビングとキッチンの境界あたりの壁際にドンと据えられた
それなりに使い込まれた食器棚。
当たり前の様にそこにあり半分忘れられているくらいの
けれども
その場の空気を和ませている、無くてはならない存在でもある
そんなイメージ です。
(Juri)


*こんな本がありました*

南極アトラス
ピーター・フレットウェル(著)
渡邉 研太郎(日本語版監修)
藤井 留美(訳)
柊風舎(2023.9)


自身ではなかなか足を運べない場所について知ることは興味関心をひかれますが、この本もその気持ちを満たしてくれそうな一冊です。

南極大陸は地球上で唯一定住者がいない大陸です。
同じ氷の世界でも、海上に浮かぶ北極に対して、平均標高2400mを超える分厚い氷の大地である南極は、平均気温が低く地球上でもっとも寒い地です。
そんな極寒の地ですが、各国の科学者が滞在し様々な事象について調査を行っていて、著者もそのうちのひとりです。
この本では南極に関する多様なデータがインフォグラフィックとしてトピックごとにまとめられており視覚的にもわかりやすく、好奇心が刺激されます。
樹齢を重ねた樹木の年輪から太古の気候や歴史がわかるように、雪が溶けることなく降り積もる南極の氷からもまた、長い歳月の出来事を伺い知れるそう。
南極大陸の発見や探検に関するエピソードも地図とともに解説され非常に気になります。
現在の南極は一部では観光地化されていてビジネスの場でもあるそうです。
この一冊を読むと南極に対する新たなイメージや知識を得ることができそうです。

一方、南極はペンギンの主要な生息地で、ペンギンの生息分布図の掲載も。アイコンがかわいく並びますが、ペンギン同士の縄張りはどうなっているのだろうと思います。
ペンギンが気になる方はこちらの本も合わせてどうぞ。

絶景に生きるペンギンたちの図鑑
渡辺佑基(監修)
自由国民社(2023.9)
(ペンギンって外見はかわいいのに目がちょっと怖いなと思います。)

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