« きょうのデータ部☆(10/25) | メイン | きょうのAS »

メディア化タイトル~MARCや検索のはなし

10月といえばハロウィーン。

先日、アガサ・クリスティ作「ハロウィーン・パーティ」の新訳版が刊行されました。名探偵エルキュール・ポアロが主人公のシリーズです。
小説は1作も読んだことがないのですが、イギリスのTVドラマ「名探偵ポアロ」は全て観たはずの私。「ハロウィーンの話なんてあったかな」と思って本を見てみると、なるほど、たしかにありました。
あるお屋敷のパーティに招待されたポアロが殺人事件に遭遇する、というストーリーなのですが、どうやらそのパーティがハロウィーンのパーティだったよう。
アップルポピングというハロウィーンでお馴染み(ということを今回知りました)のゲームは出てくるのですが、派手な仮装もトリック・オア・トリートもちっとも出てこないので、ハロウィーンのお話だとは記憶していなかったのでした。


ところでこの本は、映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」の原作でもあります。
映画のタイトルからは、まずこの本に結びつきませんよね。
TRC MARCでは、映画やTVドラマなどの原作になった図書には、そのタイトルを「メディア化タイトル」として入力しています。
この本のMARCだと「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」が、メディア化タイトルとして入力されています。


今年公開された作品では、ほかにも「ジャパン・ディグニティ」(メディア化タイトル「バカ塗りの娘」)や、「勁草」(メディア化タイトル「BAD LANDS バッド・ランズ」)、「幸せなひとりぼっち」(メディア化タイトル「オットーという男」)など。
映画化の際にタイトルがかなり変わってしまった作品も、映画のタイトル・本のタイトルのどちらからでも原作の図書を探すことができます。

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年7月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク