明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
10月の新設は4件でした。そのうちの1つが「カリンバ」です。
カリンバは、共鳴箱に金属製の棒を並べて取り付けたアフリカの民族楽器。親指で棒をはじいて演奏するため、「親指ピアノ」とも呼ばれます。
金属製の棒をはじくことで特定の音階を鳴らす仕組みは、どこかオルゴールにも似ています。
材質や形状、キーの数や並べ方はものによってさまざまですが、教則本は17音カリンバに対応したものが多い模様。
両手で持てる小ぶりなサイズで音もさほど大きくなく、そして何より演奏が手軽なことから近年人気が出ている楽器で、お手頃なものは数千円で入手できるようです。
秋の夜長に楽器演奏を習得してみるのも、素敵な過ごし方かもしれません。