今月の雑記のテーマは「お引越し」です。
お引越しといえば、思い浮かべるのはやはり春でしょうか。
この時期は新生活シーズン到来!ということで、新入生や新社会人に向けた家電やインテリアのセールがそこかしこで開催されており
わたしも広告につられて「このごろ不調な炊飯器...買い換えようかしら」などと思案する日々です。
けれども、(絵本などの)森の動物の引越しシーズンといえば...
冬ごもり前の「秋」を題材にしたものも見かける印象です。
「14ひきのひっこし(いわむらかずお∥作 童心社刊)」でも、秋が引越しの季節として描かれていました。
「14ひきシリーズ」の第一弾であるこちらの絵本は
14匹のネズミの大家族が新しいおうちにお引越しをするおはなしで、
新しいおうちを探す過程(お引越し)でのハラハラシーンもあり、設計図をもとに新しいおうちを作成するドキドキシーンもあり...
なんとこの家族、水道まで自分たちで引いちゃいます!
森のいきものたちやお部屋の小物などが隅々まで細やかに描かれており、読むたびに色々な「見っけ!」ができるのも魅力でした。
これまでに6回ほど引越しを経験しているわたし。
引越しの度にこの14ひきのネズミの大家族のことが頭に浮かび...
いつまでも心に残る、お気に入りの絵本のひとつです。