7月の雑記のテーマは「本との出会い方」です。
こどもの頃のいちばんの本との出会いの場は、移動図書館でした。
公立図書館は小学生のわたしがひとりで行ける場所にはなく、
学校の図書室にはあまり読みたい本がなかったので、
近所の広場に移動図書館がやって来るのがとても楽しみでした。
「吸血鬼はお年ごろ」シリーズや「なんて素敵にジャパネスク」、「星へ行く船」シリーズ等々、赤川次郎や氷室冴子、新井素子などの文庫をたくさん借りて読んだのを覚えています。
停車中はいつも同じ音楽を流していたので、今でもその曲を耳にすると「移動図書館の曲!」と思ってしまいます。
ちなみに曲は「恋はみずいろ」。歌詞なしバージョンでした。
TRCが扱っている移動図書館車「LiBOON」には、ヨシタケシンスケさん、宮西達也さんのラッピング車があります。
これがすごくかわいい。
わたしがこどもの頃にも欲しかったな。
いまのこどもたちが羨ましいです。