給湯器のスイッチを入れていないのに蛇口からぬるま湯が出てくる...。
そんな8月の雑記のテーマは「夏の定番メニュー」です。
夏は「炒める」よりも「茹でる」料理が多くなるなあ、と思いました。
よく作るのは冷しゃぶです。
鍋に湯を沸かし、沸騰しないくらいの状態で薄切りの肉を茹でます。氷水にとると肉が硬くなるとどこかで聞いたので、ザルにあげて粗熱を取り、下味をつけて(うちはヤマサの昆布ぽん酢一択。食べる時にもかけます)和えておきます。
で、レタスやキュウリなど歯ざわりの良い野菜を敷いた上に、お肉を、どん。
そして。
薬味です。薬味。
私としては、これが主役といっても過言ではない。
夏は薬味好きにはいい季節ですね。
大葉とミョウガを千切りにしたものをこれでもかと盛り、あれば細ネギも散らします。そして炒りごま。
ごまを振るとき、なぜか「ごまなんかなんぼあってもいいですからね」と謎の関西人イメージが頭のなかで私に語りかけてきます。そうそう、なんぼあってもいいですからね、と脳内で答えながらたくさん振ります。
大人は薬味があればあるだけ嬉しいですが、子どもはごま以外は苦手としており、肉から薬味をつまんで除いて食べています(行儀が悪い)。
なにせいつも大慌てで支度をするので、「冷」しゃぶといえるほど冷えておらず、なんなら下に敷いた野菜はちょっとしんなりするのですが...。まあ、いいか。
食の好みがバラバラな子どもたちが揃ってよく食べてくれるのもありがたいところです。