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もしかして美術館を見るような?

今日は「週刊新刊全点案内」2387号の発行日です。
掲載件数は1075件でした。

平安時代がとても新鮮で毎週楽しんでいた大河ドラマ「光る君へ」が最終回を迎え、来年は蔦屋重三郎が主役の「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」ですね。少し前のブログで2384号では関連本が7冊とありましたが、その後の2385~2387号までに更に13冊が新刊案内に掲載されました。


*こんな本がありました*

「 Art of蔦重 」

車/浮代 ( 著 )
笠間書院 ( 2025.1 )


蔦屋重三郎は江戸時代の出版プロデューサーだそうです。その人生をたどりながら、アーティストたちをどのように見つけて世に送り出すのかがたくさん描かれるのかな、と想像しています。喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、山東京伝、恋川春町、曲亭馬琴...。歴史の勉強で覚えた名前の人たちの姿もきっと描かれていくのでしょう。戦や大きな事件のない(ゆえに受験期には覚え辛かった)江戸中期の風俗、文化、人々の暮らしが映像で見られるのが楽しみです。

この本では、蔦重がプロデュースした名作の数々をカラーで紹介しています。プロデューサーを通した横のつながりで作品を眺めると、新しい「好き」が見つかりそう! 
ドラマの予習にもなりそうです。

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