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いざ中世ヨーロッパへ

本日は「週刊新刊全点案内」2401号の発行日です。
掲載件数は1152件でした。

*こんな本がありました*

「史料と旅する中世ヨーロッパ」

図師宣忠、中村敦子、西岡健司(編著)
ミネルヴァ書房(2025.4)


きちんと調べたわけではないのですが、ここ数年、中世ヨーロッパに関連した書籍の刊行が以前より増えているように感じます。
いわゆる時代史や事件史だけでなく、女性史、修道院、動植物などテーマを絞ったものもありますし、文書だけでなく写本の挿画などからアプローチしたものも。

ファンタジー系の小説、漫画など、創作の設定の参考にしてみようと手にとって、歴史好きになる方もいそうですね。

今週の一冊は、歴史本を読んでいるうちに、歴史研究にも興味がでてきた方向けかと思います。
中世ヨーロッパの史料というと「まさかラテン語とか...」と一瞬手をひっこめそうですが、ご安心ください、日本語訳を用いて史料の読み解き方が解説されています。
新学年がはじまる4月、学生さんもそうでない方も、歴史学の道への一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。

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