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その名の通り別タイトル~MARCや検索のはなし~

タイトル注記には「別タイトル」として入力するものがあります。ルビの位置にある説明的な語句等を便宜的に注記に入力して、検索に役立てようというものです。ルビのように小さく書かれていても、ヨミではない別の語句の場合は「別タイトル」の出番です。


例えば、
タイトル 「帝國軍人MMK」
注記   「別タイトル:帝國軍人モテてモテて困る」
「MMK」はゴロも良いですが、いろんな略語のパターンがありそうなので「モテてモテて困る」も頭文字とわかるように小さく表示している、と推測。


タイトル 「サキヨミ!」
注記   「別タイトル:先読み」
未来が見える力「サキヨミ」を持つ女の子が主人公のお話。能力の名前で見た目のインパクトもばっちり。漢字が小さく書かれていることで、タイトルの意味が分かりやすくなっていますね。


タイトル 「だけどチームがワークしない」
注記   「別タイトル:だけどチームが機能しない」
「チーム」が「ワーク」。言葉遊びのようで声に出してみたくなりますが、「でもそれってどういう意味?」と思う人のために説明的な語句を補ったのでしょうか。


個人的に別タイトルに出会うとちょっと嬉しくなります。印象的なタイトルは本にとって大事なもの。別タイトルには作り手側の遊び心、専門用語をよりわかりやすくという配慮など、こだわりが垣間見える気がするのです。

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