今回は、9月以降にADEACで公開されたデジタルアーカイブから3機関をピックアップしてご紹介します。
◇『越谷市/越谷市デジタルアーカイブ』(9月29日追加公開)
年2回程、更新が行われているデジタルアーカイブです。今回の更新で古写真、地域資料、地図・絵図、古文書、行政資料など、計2万点を超える資料が追加搭載されました。
越谷まなびるーむというサイトで追加資料の中からいくつかピックアップして紹介もされているので、ぜひそちらもご覧ください。
◇『多摩市立図書館/多摩市デジタルアーカイブ』(10月1日追加公開)
東京都多摩市の歴史や魅力を発信するデジタルアーカイブです。
今回の更新で新コンテンツ「多摩市の文化財記録映像」が追加されました。多摩市で行われているお盆や七夕のような伝統行事の映像や、市内の遺跡を紹介する映像、市内の様々な地域が1980年代からどのように変わってきたかを記録した映像など、様々な角度から多摩市のことを知り、その魅力に出会えるコンテンツです。
◇『広島市立中央図書館/広島市立図書館貴重資料アーカイブ』(10月1日リニューアル公開)
広島市立図書館が所蔵する貴重資料を公開しているデジタルアーカイブです。
新たに古典籍や絵図が計24点追加され、資料が探しやすくなるように画面が大幅にリニューアルされました。
広島市立中央図書館が所蔵する浅野文庫・小田文庫といった特別コレクションから探すほか、和書・漢籍・絵図といった資料カテゴリや、中世・近世・近代という時代区分から資料を探すことができるようになりました。
今回の紹介機関は以上です。
いずれの機関でもコンテンツの利用条件が整備されていて、デジタルアーカイブを活用して何かを作ろう、という利用者にとって使いやすい機関となっています。
資料を何かに活用する、という目線で見ると、すでに見たことのあるデジタルアーカイブをより深く楽しめるかもしれないのでぜひお試しください。