来週は早クリスマス。
今月の雑記のテーマは「クリスマスの定番ごはん」です。
子どものころの思い出になりますが、クリスマスといえばコンソメスープでした。母が毎年クリスマスには本式のコンソメスープを作ると決めていたのです。
牛肉と香味野菜と卵白を大きなお鍋に入れてクツクツと煮込むこと数時間...家中にいい香りが広がるなか楽しみ待っていると、夕ごはんの最初に登場するのが黄金色のスープです。
子ども心にも、なんて豊かな滋味だろう...!と思ったものでした。
メインは小さなころはチキンで、成長すると鴨になったりして、そちらもとても楽しみでしたが、クリスマスの定番としてまっさきに思い浮かぶのはスープです。
あんまり美味しいのでクリスマス以外でも作ってほしいと母に頼んだのですが、「この味に慣れたらスープの素(固形や粒形の市販のものをこう呼んでいた)が食べられなくなるからダメ」と言われてしまいました。
当時は、えー...と思ったものですが。
そんなに思い出深いなら大人になったいま自分で作っているかというと、これはなかなか...。
スープの素で作ったものも美味しくいただけるので母に感謝です。