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職業病

本日、「週刊新刊全点案内」1525号を発行しました。
掲載件数は1066件です。

*こんな本がありました*

舞妓Haaaan!!!
宮藤 官九郎著
角川書店 (2007.6)
通常24時間以内に発送します。

映画の大掛かりなキャンペーンには書籍も付きもの。「最近あちこちで宣伝見るなあ」と思っていると、会社にも本が続々とやってきます。これは「舞妓Haaaan!!!」関連では2冊めのシナリオ本。

しかしこの映画、なかなか「データ部魂」を刺激するタイトルです。
どこがってもちろん、「a」の数ですとも。さらにスペシャルなことに「!」も3つ。

「いくつあるのか?」「いつでもどこでも同じ数か?」…テレビや電車の中吊りを見ても気になって仕方がない。しまいには、「発音されてるのを聞くと2個分くらいにしか聞こえないけど…」などと謎の勘ぐりまで。ビョーキです、はっきり言って。
というわけで、データ部に到着した見本も丁寧にチェック。情報源によって数が違っていたりするのも、MARC作成上は大問題。(誇張じゃありません。大真面目なんですよ、ええ。)さんざんひっくり返して数えてみました。結果、「a」は4個、「!」は3個で間違いなしと確認終了。ひと安心。

というのも、以前同じようなパターンで失敗したことがあるのです。
ある日、ふと気づくと先輩が出版社に電話しています。手元にあるのは、どうも私が入力した絵本らしい。
「タイトルのことでお聞きしたいことがありまして。はい。「あ」の数なんですが…。ええ。「きゃああ…」の「あ」の数がですね…表紙は●個で奥付は▲個なのですが、どちらが正しいのか教えていだたけますでしょうか…」
先輩、ごめんなさい。数えてませんでした。そして、「どんな問い合わせだよ、あたしったら…」というお顔を見て、遠慮なく笑っちゃいました。ごめんなさい。(今頃言ってもダメですか)

何の絵本だったのかはナイショ。おわかりになった方、ぜひご一報ください!

コメント (2)

通りすがり:
新刊目録 池田:

お、正解!
この時は「デザインの都合で…」というような回答をいただいたはず。確かに、写真を見ると「あ」が絶妙な(?)バランスで並んでいますね。
でも、検索に使うコンピューターは律儀ものなので、一文字の違いでアウトなこともあるのですよ。>出版社さま

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