本日は、図書館蔵書チームの入力分からも、ちょっと気になった本をご紹介します。
ハーズマンとは「酪農家」「牧場長」といった意味だそうで
北海道十勝の牧場長・水口さんが酪農専門誌に連載していたエッセイです。
実は私、観光牧場が好きでよく行きます。
牛や馬ののんびり~ウトウト~している顔を見ていると日常の喧騒を忘れます。
しかし働いている人から見たら、牧場のほうが「日常の喧騒」。
水口さんが現在の牧場で働くまでのいきさつ、
牧場の仕事のあれこれや、食と農、牛乳にまつわる問題、
酪農の専門的な話題などがバランスよくまとめられ
ちょっとしたユーモアもきいていて
一般読者にも楽しく読めそうです。
ところでこの出版元デーリィ・ジャパン社。
おもいっきり酪農に特化した出版社です。
この「ハーズマン日記」はむしろ異例の企画だったらしく
普段は関係者しか読まないであろう硬派な専門書を刊行しています。
興味を持った方はwebサイトをのぞいてみてください。
牛乳大好きのあなたも知らなかった世界が広がっています。