« 本屋さんで売ってない新刊書 | メイン | あの頃私は小学生だった »

VIVAハーズマン!

本日は、図書館蔵書チームの入力分からも、ちょっと気になった本をご紹介します。

02904923%5B1%5D.jpg
水口 迅著
デーリィ・ジャパン社 (2007.3)


ハーズマンとは「酪農家」「牧場長」といった意味だそうで
北海道十勝の牧場長・水口さんが酪農専門誌に連載していたエッセイです。

実は私、観光牧場が好きでよく行きます。
牛や馬ののんびり~ウトウト~している顔を見ていると日常の喧騒を忘れます。
しかし働いている人から見たら、牧場のほうが「日常の喧騒」。

水口さんが現在の牧場で働くまでのいきさつ、
牧場の仕事のあれこれや、食と農、牛乳にまつわる問題、
酪農の専門的な話題などがバランスよくまとめられ
ちょっとしたユーモアもきいていて
一般読者にも楽しく読めそうです。


ところでこの出版元デーリィ・ジャパン社。
おもいっきり酪農に特化した出版社です。
この「ハーズマン日記」はむしろ異例の企画だったらしく
普段は関係者しか読まないであろう硬派な専門書を刊行しています。
興味を持った方はwebサイトをのぞいてみてください。
牛乳大好きのあなたも知らなかった世界が広がっています。


コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク