こんにちは、図書館蔵書 小松です。
子どもたちの夏休みもそろそろ終りが見え始めたところで、以前みつけたおみやげの話を・・・と思っていたら・・・みんな考えることは同じとみえて、先をこされてしまいました・・・。
めげずに、Part2として九州は太宰府限定のおみやげと絵本のご紹介です。
福岡県太宰府市といえばもちろん太宰府天満宮、政庁跡(都府楼)、観世音寺・・・そして2005年Openの九州国立博物館です。
子どものころから博物館によく遊びに行きました。展示ももちろん楽しいのですが、博物館に付随するミュージアムグッズやお食事も見逃せない楽しみでした。今みたいな真夏にはひんやりした館内も極楽でした。
その楽しみのひとつ、ミュージアムグッズ。最近メジャーになってどこの美術館博物館にもありますが、各地の国立博物館も流行のかなり早い時点から、ずいぶん色々な凝ったグッズを出してきました。子どものころ遊びに行った上野の東京国立博物館のミュージアムショップなんて宝の山。どうしても尾形光琳の八橋蒔絵硯箱のレプリカ(たしか何十<百?>万もした)が欲しかった博物館好きのヘンな子どもだった私・・・。実は今も欲しいです・・・ヘンな大人。
気を取り直して、
九州国立博物館はミュージアムグッズに加えて、絵本も出版しています。
8/31まで「NTT西日本スペシャル 絵本カーニバルin Fukuoka2007 きゅーはくの絵本であそぼう!」という特別イベントも開催されているのだそうです。
「まいごのぴーちゃん きゅーはくの絵本」
九州国立博物館企画・編集
フレーベル館 (2005.10)
じろじろぞろぞろ きゅーはくの絵本 2
九州国立博物館企画・編集
フレーベル館 (2005.10)
「まいごのぴーちゃん」は、色絵皿の模様から生まれた小鳥のぴーちゃんが、花鳥文様の世界に紛れこんで遊ぶうちにまいご(!)になって、アジア各地のさまざまな工芸品を尋ねる話。どのページもどのページも美術品の模様の一部分なので、ストーリーのかわいらしさもさりながら、図像がとても綺麗。
「じろじろぞろぞろ」は南蛮屏風を、絵巻物などで流行っている絵解き(えとき)風に見て行くもの、現代から見るとちょっと不気味な人物像と、おかしみのある文章が一体になって、題名の雰囲気とも似た不思議な味があります。
このシリーズは美術品の中に入り込んで、ストーリーを展開していくものですが、やはり長い間伝わってきたものには、こうして一部分切り出した、部分部分にも人をひきつける力があるんだなぁ、とちょっと感動します。
以下、
エイサー! ハーリー(きゅーはくの絵本 3)
はらのなかのはらっぱで(きゅーはくの絵本 4)
ぞくぞく ぞぞぞ(きゅーはくの絵本 5)
と続刊(こちらは未見)があります。
そして問題のおみやげはこちら・・・
九州国立博物館はミュージアムショップもかなり充実しています。そして、博物館自体の展示がちょっと従来の国立博物館と違うように、ミュージアムグッズもちょっと不思議。
先日紹介されていた針聞書ぬいぐるみの現物・・・。入手してしまったのがこちらの写真です。
机の上で写真を撮っていたら、先輩に一匹所望されたのであげました(右の虫。ぎょうちゅう)。
みやげMANIAXではなくて、博物館MANIAXになってしまってごめんなさい。