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非掲載のMARCとスキャナの秘密

~内容/目次 その4~
内容/目次のご紹介もいよいよ最終回となりました。今日は週刊新刊全点案内(以下、新刊案内)に掲載しないMARC作成とスキャナについてご紹介しましょう。

新刊案内に掲載しないものとは、図書館での利用に適さない書き込み式、資格試験本のような個人で使うもの、音が鳴る絵本、楽譜、ヌード写真集などをさします。ここでご紹介しました。

音が鳴る絵本といえば、昔は本を開くだけで鳴ったりしていました。
静かなフロアに鳴り響く♪ぴろろろ~っ♪ 
音の出る絵本

現在は鳴らないように工夫されていますから、ちょっぴり残念な気もします。
それから、大掛かりなしかけつきの絵本も私たちの部署でMARC作成しています。図書を開くと船になったり、家ができたりして、なかなか楽しめます。

02747236.jpg
エミリー・ステッドぶん
アンドリュー・グレイえ
岡松 きぬ子やく
大日本絵画 (2007)



それぞれの出版者のHPで完成形がご覧になれます。

大日本絵画のHP
金の星社のHP

ここでご紹介した図書を含む非掲載分のMARCの作成件数は年間約16,000件で、2007年は8/31現在で10,410件となっています。

最後に、その1でご紹介したスキャナの秘密をちょっとお教えしましょう。
スキャナが大活躍するのが内容細目と目次情報ファイル作成です。スキャンした画像を解析ソフトを通して入力の補助としていますが、そこはやっぱり機械。びっくりするような誤解析があります。きちんと並んでいる文字をわざわざ90度回転させたり、偏と旁を分けて2文字にしてみたり、機嫌でも悪いのか行間にヘンな記号をびっしり並べたり…。
間違って解析される文字で代表的なものをあげてみましょう。
 間⇔問
 味⇔昧
 第⇔弟
 基⇔墓
 部⇔都
 鳥⇔烏 …
横棒を足したり引いたりが好きなようですね。
それからこんなものも。合体してます。
 中心⇒忠 

内容細目ファイルではヨミも入力していますが、スキャン画像からの解析ではもちろんヨミは入れられませんので、手順が少し多くなります。それでもスキャナの導入前はすべて手入力でしたから、格段にスピードアップし、次の部署へのバトンタッチが早くなりました。早くなったとはいえ誤解析という落とし穴が待ち受けていますから、入力・チェック者とも目をこらして誤りのないように努めています。

4回にわたって内容/目次の部署をご紹介してきました。いろいろな仕事をしている部署ですが、少しでも身近に感じていただけるようになっていましたらうれしく思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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