こんにちは、図書館蔵書 小松です。
昨日の「きょうのデータ部」にある、甘い香りのもとはこれ。
木の下ではそれほど香らないのに、ちょっと離れると風に乗って甘い香りがほろほろと。
クチナシ、ジンチョウゲ、キンモクセイ・・・。
窓から流れ込む香りを感じると、外に出て散歩でもしたい気持ちになります。
さて、今週の図書館蔵書はまだまだ明治から昭和初期のいわゆる古い本がたくさん。
装丁も今時の本とは違うものが多いです。
古い本にはよくある革装です。どのような原因があるのか、本によっては革が乾燥してポロポロに。
ほおって置くと、手に取ったり、棚に置いたりするたびに崩れてきます。そこで、わたしたちは封筒に入れたり、紙でくるんだりして扱っています。
油断してどこかにかすったりすると、手はもちろん服にも黒い粉や染料がつきます。
この類としては、たまにベタつく本(他の本にくっつくと危険!)などあります・・・。
やはり、図書館蔵書の仕事にはエプロンが必要なようですね。