さてさて、先週解説いたしましたデータ部のICタグプロジェクト。
今日からは実際にどう使っているかのご紹介です。
ある日のデータ部。
新刊目録の部署のメンバーが、MARCの入力をするため、棚から本を持ってきました。
ICタグの挟まっている本を、各人の机の上にあるアンテナの上に置きます。
よいしょっと。
するとMARC入力の画面に、これらの本のデータ内容がポポポポポンッと瞬時に呼び出されます。
↑ほら、このとおり。
ここから、すぐにMARCの入力に移れます。
今まで1件1件検索をしてデータを呼び出し、入力画面を開かなければならなかったのに比べると、格段にラクチンになりました。
■新刊目録 Fさんのコメント
「本を置いただけでデータが呼び出されるのは、ほんとに便利です。いちいち検索してから入力するのは結構手間でしたから。積んだままでOKなのは、ICならではですね。すごいです」
“積んだままでOK”というのは、離れていてもICタグとリーダ/ライタが交信してくれるから。(しくみはこちらを参照)
アンテナにいちいち触れなくてもよいのです。これは画期的!