新刊目録 大谷です。
今日は、先週お話に出した大河ドラマ「篤姫」の関連でもうひとつ。
篤姫の幼なじみとして肝付尚五郎という青年が登場しています。
ふたりが碁を打ちながらおしゃべりをしたり
困りごとを相談したりする場面が時々ありました。
彼は小松帯刀(コマツ,タテワキ)という実在の人物がモデルだそうで
尚五郎は幼名。小松家の養子になり、小松清廉という名も持っています。
(このへんデータ部魂が刺激されます)
国史大辞典を開いてみたら、ドラマのイメージを彷彿とさせる
誠実そうな肖像が載っていました。
若くして薩摩藩家老となり、幕末、明治維新に大いに活躍した人物とのこと。
しかし同じ薩摩藩出身の大スター、西郷や大久保にくらべて
あまり知られていないようです。
と、思ったら最近ちゃんと小松帯刀の本が出ていました。
現在ドラマは篤姫が故郷薩摩を後にして江戸に来たところ。
家族や尚五郎との別れのシーンでは
私もさいたまの実家を離れるときのことを思い出し涙が出ました。。。
(あ、さいたまは通勤圏内です)