本日、「週刊新刊全点案内」1565号を発行しました。
掲載件数は1672件です。
MARCを作成をする日々のひそかな楽しみ。それは、世の片隅で生成されるブームを発見できること。
昨年は「布ぞうり」なんていう大ブームもありましたが、個人的にはもうちょっと静かな流行に気づいてフフ…とニヤけるのが好きです。
で、今週気になったのがこちら。
団地本です。
じつはこのテーマ、今年に入ってもう4冊目。
地方の住宅街(まわりはほぼ一軒家)で育った私にとって、「団地」は謎に満ちた空間でした。
角ばった建物が何棟も連なる様、棟名と部屋番号が組み合わさった住所表記(←憧れた)、中庭のちょっとくたびれた遊具やほの暗い階段の踊り場…すべてに独特の雰囲気があって、団地住まいの友だちの家にお邪魔するときには興味津々でした。そういえば「団地妻」という響きにも子供ながらにドキドキしたものですが…あれってもはや死語なんでしょうか?
※「団地さん」は、ページを切り取ってペーパーフィギュアにできるという造りのため「週刊新刊全点案内」には掲載しておりません が、実際の設計図面をもとしているというマニア感がよいですね。