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伝統を守る

本日は「週刊新刊全点案内」1585号の発行日です。
掲載点数は1342件でした。

先週、今月の表紙画像を紹介しそびれてしまいました。9月の表紙はこちら。
p20080909.JPG

実りの秋のイメージでしょうか。

さて、今週はこんな本がありました。

吉見 逸朗

繊研新聞社(2008.9)
発送可能時間

伝統的な染織の技法を守り受け継いでいる工房を、日本各地に訪ねた本。
正藍染、唐桟織、越後上布、弓浜絣、紅型など14の現場を紹介しているのですが、とにかく手作業の大変さが伝わってきます。
重労働ゆえに、伝統を支えているのは家族、あるいは個人となってしまっているとのこと。
これらの美しい布を、後世に伝えていって欲しいと強く思いました。



おまけその1。図書館本のご紹介。

図書館の活動と経営
(図書館の最前線)
大串 夏身

青弓社(2008.9)
発送可能時間

目次はこちら で見られます。




おまけその2。エド・はるみさんの自伝が出ました。

エド・はるみ

ヨシモトブックス(2008.9)
発送可能時間

なんだか脈絡のない感じですが、データ部はいつもこんな感じです。
まじめな本もそうでない本も、何の脈絡もなくやってきては去っていくのです。

コメント (2)

まる3:

「図書館の活動と経営 」は、本当にいい内容ですよ。
(自分で言ってどうする!!)

日本の図書館界が抱えている、根本的な課題に対して、いまは多種多様な取り組みの中で、どの方法がより良い課題解決方法なのかを模索しはじめた時期と思えば、今後「直営」による公共図書館の運営は厳しい状況に置かれる中で、PFIにしろ指定管理者制度にしろ、またボランティアを募ってタダで働かせるにしろ...なんらかの方法をとっていかないと、持続悌な図書館経営などは望むべくも無く...この国の「知のセイフティネット」は崩壊への道を歩くことになりかねない。

取り上げたい事例は、全国にはまだまだたくさんありますが、どんな経営手法が、管理運営方式が、この国の図書館を持続可能な公共サービス機関となり得るのか。そんな投げかけが読者の皆様に届きましたら、とてもうれしく思います。

典拠 望月:

まる3さん、コメントありがとうございます。
「おまけ」で紹介してしまってすみません。
気になる本だったので、注文してみました。やっと手元に届いたので、これから読んでいきたいと思います。
図書館からのメッセージを考えながら。

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