AV(録音・映像資料) 半澤です。
毎日CD(コンパクト・ディスク)のMARCを入力していて思うことがあります。
それは、今年2008年はブラバンが多い、多すぎる…。
ブラバンはブラスバンドの略、吹奏楽。トランペットなど、金管楽器を中心とした楽団を指します。
高校野球の応援や、パレードのマーチングバンドで見かけますね。
TVでも取り上げられたり映画の題材になったりして、認知度アップの兆しはあったとはいえ。
吹奏楽CDの入力実績を調べてみると、まだ2008年10月末の時点で昨年の2倍、過去5年間と比較してもダントツの件数を入力していたのでした!
内訳も、毎年出ている「全日本吹奏楽コンクール全国大会ライブ録音盤」に加え、甲子園のアルプススタンドで人気の曲を集めたシリーズの「ブラバン!甲子園」、101曲も入っておトクな「吹奏楽決定版101」、ファンファーレばかり集めた「ファン・ファン・ファンファーレ」、TRFやglobeなどエイベックスの曲を吹奏楽アレンジした「ブラバン エイベックス」、1978年~80年の吹奏楽コンクール課題曲を集めた「THE課題曲」なんていうシブいものも。
流行りものが社会情勢や景気に左右されるなら、吹奏楽CDの発売が多い理由は何でしょう?
アコースティックなところが安らぐのか?
電気を使わないから地球に優しい?
人間の吹く息で勝負する管楽器は、弦楽器と比べても音を合わせるのが難しいそう。
構えるポーズも優雅なヴァイオリンよりは、ちょっと地味。
吹いている時の顔が、面白い顔になってしまう(経験者談)。
けれど、そんなハンデ(?)を乗り越えた演奏は、それはキラキラと華やかで颯爽とした音を出す、そんな仕事ぶりが人の心をとらえるのかもしれません。
知り合いのお嬢さんが、今年中学校に入学して吹奏楽部に入ったとのこと。
アルトサックスと格闘する姿が目に浮かびます。
最初は校歌の練習でしょうか。
楽しんで続けて欲しいものです。