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狐狸の時代

本日は「週刊新刊全点案内」1605号の発行日です。
掲載件数は1419件でした。

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*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:明治期怪異妖怪記事資料集成

明治時代の妖怪・幽霊・怪現象を記した新聞記事、約4500件を収録。


記事をスクラップして載せているような形なので、当時の怪異記事独特の文章の雰囲気がそのまま味わえます。
まるで、江戸川乱歩の小説でも見てるよう。(個人的意見です)

新聞に、普通に幽霊だの妖怪だの(心霊写真つきも!)の記事がのっているなんて、現在では考えられませんが、そこがまた面白いところ。
人々が「タヌキやキツネに化かされていた」時代がうかがえます。

明治期45年間の記事を分析しているので、「狐狸」等の怪異の消滅過程はどのようなものであったのかなど、怪異とメディアの全貌もわかります。

いろいろと気になる本ではありますが、そのお値段を見ると気軽には買えない感じ…。しかし、45年間に発行された中央紙、地方紙、海外邦字紙のほぼすべてを調べ、採集したその手間等も考えれば、高額も納得です。

ちなみに、【狐狸(こり)】は「キツネとタヌキ」の意味だけでなく、「ひそかに悪事をはたらく者のたとえ」という意味もあり。(『広辞苑』第6版)
月並ですが、「妖怪より人間の方が恐ろしい」と、本日、平成の世の新聞をみてつくづく思ったのでした。

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