« 雑誌記事に見る「オバマ氏」 | メイン | 食の問題 ~新設件名お知らせ2009年1月分~ »

狐狸の時代

本日は「週刊新刊全点案内」1605号の発行日です。
掲載件数は1419件でした。

p20090203.jpg2.4画像追加

*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:明治期怪異妖怪記事資料集成

明治時代の妖怪・幽霊・怪現象を記した新聞記事、約4500件を収録。


記事をスクラップして載せているような形なので、当時の怪異記事独特の文章の雰囲気がそのまま味わえます。
まるで、江戸川乱歩の小説でも見てるよう。(個人的意見です)

新聞に、普通に幽霊だの妖怪だの(心霊写真つきも!)の記事がのっているなんて、現在では考えられませんが、そこがまた面白いところ。
人々が「タヌキやキツネに化かされていた」時代がうかがえます。

明治期45年間の記事を分析しているので、「狐狸」等の怪異の消滅過程はどのようなものであったのかなど、怪異とメディアの全貌もわかります。

いろいろと気になる本ではありますが、そのお値段を見ると気軽には買えない感じ…。しかし、45年間に発行された中央紙、地方紙、海外邦字紙のほぼすべてを調べ、採集したその手間等も考えれば、高額も納得です。

ちなみに、【狐狸(こり)】は「キツネとタヌキ」の意味だけでなく、「ひそかに悪事をはたらく者のたとえ」という意味もあり。(『広辞苑』第6版)
月並ですが、「妖怪より人間の方が恐ろしい」と、本日、平成の世の新聞をみてつくづく思ったのでした。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://datablog.trc.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/656

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報

2016年9月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク