新刊目録 大谷です。
ちょっと前に、作家 中島敦 についての本が出ていました。
今年は生誕100年にあたるそうです。
あまり華々しくとりあげられるタイプの作家ではありませんが、教科書で「山月記」を読んだ方は多いのではないでしょうか。格調高い文章が印象的でした。ついでに「虎になるといえばタイガーマスク」…と授業中に心の中で歌が回りだしたっけ。
同じ1909年生まれの作家は他にも 松本清張、太宰治、大岡昇平、埴谷雄高などなど。多彩です。皆さんも、この中にお気に入りの人がいるかもしれませんね。私は大岡かな・・。
各地の文学館でも企画展が行われているようです。
山梨県立文学館
「生誕100年 ―太宰治と1909年生まれの文学者たち―」
松本清張記念館
「一九〇九年生まれの作家たち」
※埴谷雄高さんは1910年生まれとする資料もあり、TRC人名典拠ファイルの参考生没年も1910~1997を採用しています 参考:講談社「日本近代文学大事典」
そして実は、童謡「ぞうさん」などで知られる まど・みちおさん も1909年生まれなのです。
まどさんは、まだまだ現役詩人!お元気です!
こちらは 出版社 童話屋さんのブログです。
「まどさん100歳展」