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たまには家で中食を~新設件名お知らせ2009年4月分~

本日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。

4月は13件新設しました。
そのうち、今回は「中食産業」をピックアップ。
「中食」は「なかしょく」と読みます。辞典類によると「ちゅうしょく」とも読むけれど「なかしょく」と読むのが一般的、とあります。
TRCでは「なかしょく」の読みを統一形として採用しました。
件名典拠ファイルでは「ちゅうしょくさんぎょう」の読みの参照形も作成しましたので、典拠ファイルからはこちらの読みでも検索できます。
「中食」は平たくいえば、お持ち帰りのお惣菜のこと。
料理自体は家で作るのではなく出来上がったものを買って、食べるのは外ではなく家で、というもの。
「外食」でも「内食」(家で作って家で食べる)でもないから「中食」。
なんとも中間な感じのネーミングです。

デパ地下に行けば、「中食」がまさに百花繚乱。かくいう私も時々利用しています。
でもデパ地下はお高いです。たまのことにしないと、エンゲル係数がたちまち跳ね上がってしまいますね。

気になる件名の話題をもうひとつ。



新設したなかに、医学医療の分野に関わる件名が4件あります。
「iPS細胞」「オーダーメイド医療」「自律訓練法」「薬剤学」です。
なかでも「iPS細胞」と「オーダーメイド医療」は、医療の先端的な分野です。
「iPS細胞」は体細胞から作られる万能細胞で、いろいろな細胞に分化することができるので、将来は再生医療への応用が期待されているとか。
「オーダーメイド医療」は名前のとおり個人にあった治療を施していく医療ですが、個人の遺伝子情報を解析する技術が発達したおかげで、その人の体質に最適な治療法を行うことができるようになってきたのだそうです。
これは文部科学省のリーディングプロジェクトにもなっています。

医学の進歩は目覚しいものがありますが、遠くない未来には、「iPS細胞」を使って「オーダーメイド医療」ということが可能になるのかもしれません。

コメント (2)

koba:

「iPS細胞」「オーダーメイド医療」「自律訓練法」「薬剤学」は国会図書館の件名にあります。

分類/件名 桑野:

kobaさん、コメントありがとうございます。
「iPS細胞」「オーダーメイド医療」「自律訓練法」「薬剤学」はおっしゃるとおり、国立国会図書館の件名標目から採用しました。新設件名という語は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味に用いています。
TRC MARCの件名標目は、基本件名標目表(BSH)第4版を基本にしていますが、新しい概念などでBSHに件名標目が存在しない場合は、国立国会図書館件名標目表(NDLSH)や辞書類からBSHの体系にあわせた形で件名標目を新設しています。
なお『週刊新刊全点案内』の「新設件名標目のお知らせ」には、NDLSHから採用した場合には、「採用件名標目表」の欄にNDLSHと載せています。

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