こんにちは。新刊目録の望月です。
修行日記2回目です。
今回のテーマは「指さし確認」。
なんだか鉄道の人みたいですが、まちがいを見つけるにはこれが一番の方法なのです。
きっかけは、ISBNの桁数誤植でした。
とある図書のISBNが、
ISBN978-4-~
でなければいけないのに、
ISBN4-~
になっていたのに全然気が付かなかったわたし。978-4-~と入力してたのをチェックした人に指摘され、図書をよく見てやっと気付きました。
しかし、気をつけないとこれからも同じミスをしてしまいそう。
そこで、ひとつ工夫してみました。
ISBNを入力するとき、図書の「ISBN」の部分を指で隠すことにしたのです。
こうすれば、先頭の数字が何か、一目瞭然。
入力ミスはなくなりました。
指さし確認は、これ以外にも活用できます。
たとえば出版年の確認。
新刊の見本図書としてやってくるものの中に、実は去年刊行の本だったとか、新しく出たのではないものが混じってくることがあります。
目視だけだと見逃してしまいそうな出版年違いも、奥付の発行年月日を指でさして、「2009、よし」「平成21、よし」と(心の中で)つぶやいていると、しっかり確認できます。
また、カナヨミをひとつひとつ見るときにも使えます。文字を指で追っていけば、センキュウキャクキュウジュウヨネンはセンキュウヒャクキュウジュウヨネンではなかろうか、と入力ミスを見つけることができるのです。
まちがいのないのが絶対の入力作業、地道なとりくみですが、これからもミスを撲滅すべく続けていきたいと思っています。