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4情報源が揃わないときには?

~図書館蔵書MARCのヒント 1~

こんにちは、図書館蔵書小松です。

昨日に続き、やや涼しいお天気です。
お昼に公園に行ったら、蝉がやけっぱちな感じで鳴いていましたが、
彼らもやはり不完全燃焼な感じを覚えているのでしょうか?

さて、こちらも昨日に続き図書館蔵書のMARCのお話です。

図書館蔵書には、年間を通じて行政資料が送られてきますが、今の時期は年度末に刊行された資料が、各寄贈先の図書館を通じて送られてくる時期らしく、ちょっとした行政資料ラッシュになっています。

行政資料といっても種類はいろいろ。自治体の要覧、各種調査・統計、事業概要のほか、文化財関係、一般向けのガイドブックや広報資料の類まで。何からご紹介したらよいか迷いますが、まずは、行政資料全般によく見られるケースをご紹介しようと思います。

図書館蔵書も、データ作成の手順は新刊目録をご紹介したMARCが出来るまでと、ほぼ同じです。そこで、図書を手にとって、4情報源をチェックするところから始めてみます。

はじめに標題紙、次に奥付、背、表紙という順番で見ていくと・・・、

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はい、まず標題紙からありませんね。
こういう場合はどこからタイトルなどの情報を採用したらよいのでしょうか? 



標題紙がないケースは、普通の図書にも時々ありますが、特に行政資料にはとても多いケースです。
こうした場合は、表紙を標題紙とみなして、目録を作成します。

つまり、

表紙>奥付>背

の順に優先してタイトルや責任表示を採用することになります。

ただし、表紙で代用というのは標題紙がない場合のみの特別なケースで、
標題紙以外が欠けている場合は、

標題紙>背>表紙 (奥付がない場合)
標題紙>奥付>表紙 (背がない場合)

というように優先順位を繰り上げて採用するだけでOKです。

併せ技で、表紙>背(標題紙、奥付がない場合)というようなこともありますね。

もっと極端に、標題紙なし、奥付なし、そして背自体がなし・・・などというケースも行政資料にはよくあります。こうなると情報源が1箇所だけなので、いっそすがすがしいくらいですが、困ってしまうこともあります。情報源が少くなるということは、必然的に情報量も少なくなりがちで、時には、MARCに必要な情報が、情報源から得られない場合もあるのです。

情報源に、必要な情報がない・・・。

そんなときには、どういう対処をしているの? 
というご質問には、また来週お答えしたいと思います。

コメント (2)

図書館退屈男:

行政資料ではさぞやご苦労されているかとお察しします。
我々行政庁付設の図書館のカタロガーでも、表題紙なしはもはや当然、シリーズものの前号と次号で情報が異なるなど、「責任表示の人間ちょっと来い(但し全うに書いてあれば)」と思うことしばしばです。

きちんとした図書室がある研究所などは、そこから指導が入るようで書誌事項が比較的揃っているのですが、大抵はもうどうしてよいやら、という感じです。

来週を期待しています!

図書館蔵書 小松:

図書館退屈男さん、こんにちは。
いただいたコメントに、激しく同意です。

私自身、以前は研究室附属の資料室で働いていました。
そこで管理していた行政資料、教育機関発行の資料のつくりのアバウトさから、目録に目覚めた(?)節があります。
困ってしまう反面で、燃えるところも・・・。

ご期待に添えますよう、来週も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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