こんにちは。新刊目録の望月です。
今週は金曜日に登場しました「目録修行日記」、相変わらず「入力マニュアル」を頼りに、がしがし入力しては、「ここちがってます」とチェック者の赤字が入ったゲラが戻ってくる毎日です。
最初に目録入力は「広く深く」だとご紹介しましたが、実際たくさんの本を入力してみると、本にもいろいろなパターンがあることがわかりました。
それぞれに気をつけなければいけないポイントがあるので、広い知識が必要です。
まだそんなに知識がないわたしは、マニュアルや教わったことをメモしたノートが手放せません。
たとえば
翻訳された本の原書のタイトルの採り方とか。
参考文献を記したページの探し方とか。(章末にある場合もあるので注意)
再刊された本の注記の入れ方とか。
実際の入力作業で、たいへんさを実感したのが、カナヨミの入力です。
典拠ファイルを作るときは、人名、団体名のカナヨミだけでしたが、目録ではタイトル、サブタイトル、シリーズ名などを手で入力しています。(典拠ファイルがあるものは、そのカナが自動展開されますが)
ここが違っているとカナ検索に支障が出るため、二度三度の見直しが欠かせません。
まだまだ続く目録入力修行の道、赤字のゲラが減らせるようがんばっていきたい所存です。