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2009年11月 4日 アーカイブ

2009年11月 4日

一足早く…

昨日は「週刊新刊全点案内」1642号の発行日です。
掲載件数は1395点でした。

こちらが今月の表紙です。

p20091104.jpg

最近日が落ちるのがすごく早くなりましたね。風の冷たさも冬らしくなってきました。


*こんな本がありました
さて、11月も始まったばかりですが、早くも「クリスマス」という言葉をところどころで見聞きします。
私の卓上カレンダーは11月と12月の2ヶ月で1枚なのですが、絵はまさにサンタさんが煙突に入るところ。
先月にもクリスマスの絵本が紹介されていましたが、今日も一足早いクリスマスに関連した本をご紹介します。


オンライン書店ビーケーワン:ピーターラビット 冬のおはなし
ビアトリクス・ポター
すぎもと えみ

大日本絵画(2009)
発送可能時間

ピーターラビットが冬の森を駆け回るおはなしです。でも、内容紹介にはクリスマスという言葉は入っていません。どうしてこれがクリスマス?というと・・・
本の最後にしかけがあって、雪の積もったモミの木が立ち上がるんです!それも30cmという大きな木です。
このしかけを開いたとき、その迫力に思わず「おー」と歓声をあげてしまいました。

しかも、専用の飾り(=雪の結晶!ロマンチックですね)が絵本の各所に隠されていて、ピーターラビットと一緒に森の中を冒険しているみたい。

読んだあとにインテリアとしても飾れるとても素敵な絵本なので、小さい子にはもちろん大人の方にプレゼントしても喜ばれそうです。

万物流転・いきものもことばも~新設件名お知らせ2009年10月分~

2009年11月3日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
この新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

10月は17件の件名を採用しました。その中から「外来種」(NDLSHから採用)をとり上げます。
TRCでは、「人為的に域外に導入されて、そこで野生化した動物・植物」(日本大百科事典「外来生物」の項)に与える件名として、BSH4版の「帰化動物」「帰化植物」を使用していました。ところがこの「帰化~」という言い方が少しずつ聞かれなくなってきているようなのです。新刊書籍を検索すると、

刊行年        ~95  96~00 01~05  06~

タイトルに「帰化」
がつく動植物     4     1     3     2
の本

タイトルに「外来」
がつく動植物     2     1     6     9
の本


表のようになります。参考図書類でも「外来~」が主になる傾向が見られました。報道等でも「外来~」が使われるようになっているように思えます。そして今年「外来」がついた本が5冊出たことから、件名の新設あるいは訂正について検討し、その結果NDLSHから「外来種」を採用することになりました。これにあわせ、従来使用の「帰化動物」「帰化植物」を、それぞれ「外来動物」「外来植物」に標目訂正しました。
いま野に咲くタンポポの多くが、外来種のセイヨウタンポポだといいます。ミツバチは、天敵スズメバチとのバランスで、日本種が西洋種に駆逐されずに残る状態と聞きました。
いろいろ問題はありますが、概してたくましいものが勝ち残り生き抜くのが生物界の掟ということでしょうか。そして言葉もまた使用頻度が徐々に変わります。件名も、言葉の変化に気をつけるべきなのでしょう。

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