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MARCの顔

月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。
今回はMARCの顔ともいうべきタイトルに注目をしてみたいと思います。

これまでのブログ記事でもしばしば見かけていることかと思いますが、
目録を作成する際の情報源は「標題紙」「奥付」「背」「表紙」の4か所です。
それ故、タイトルを入力するときにも、もちろんこの4か所をよくよく注意して見ることが大切です。
さて、ではタイトルの表示が情報源によって異なっていた場合はどうしましょう。


日本目録規則(NCR) 1987年改訂3版 をみるとこうあります。
2.1タイトルと責任表示に関する事項
2.1.1.1E 標題紙,奥付,背,表紙に表示されている各タイトルが異なるときは,共通するタイトルがあればそのタイトルを,なければ標題紙,奥付,背,表紙の優先順位に従って選定したタイトルを,本タイトルとして記録し,他のタイトルは注記とする。

2.7注記に関する事項
2.7.3.1(タイトルに関する注記)
ア)タイトルの情報源 情報源によってタイトルの表示が異なるときは,記録したタイトルの情報源(標題紙を除く)と,記録しなかった他のタイトルおよび情報源を注記する。


例えばこんな感じです。奥付だけタイトルの表示が異なる場合は・・
  タイトル  サイボーグを目指さないことにした、働く私の「自分時間」
  タイトルに関する注記  奥付のタイトル:働く私の「自分時間」
という風になります。

情報源は4か所ですので、表示の2か所ずつが同じだった場合はどうでしょう。


情報源の優先順位で一番上位なのは標題紙ですので、この場合本タイトルは標題紙を含む方が採用されます。
  タイトル  サイボーグを目指さないことにした、働く私の「自分時間」
  タイトルに関する注記  奥付・背のタイトル:働く私の「自分時間」

また、標題紙だけタイトルが異なる場合は・・
  タイトル  サイボーグを目指さないことにした、働く私の「自分時間」
  タイトルに関する注記  タイトルは奥付等による.標題紙のタイトル:働く私の「自分時間」
というように、タイトルをどこから採用したのかについても記述します。

図書館員の方が図書を検索した後、書架へ行き目的の本を探すときには「背のタイトル:○○」というタイトル注記が役に立っているのではないでしょうか。
はたまた急いだ様子のお客様を目の前にしてそんな余裕はないものでしょうか?
いや、きっと役に立っていることを願いつつ、少しでも使いやすい素敵な顔のMARCをこれからも作っていきたいです。

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