« きょうのデータ部☆(4/28) | メイン | ドアノックが欲しい… »

ヨン様の「ぺ」

こんにちは、月に一度のMARCや検索の話。今回は、この仕事の中で感じる小さすぎる悦びについての小話です。


この仕事を始めてから、新聞で目につくとつい読んでしまうようになった欄があります。それは、新聞社の校閲部が書いたコラム。同じ誤字脱字と戦うお仕事ということで、何だか「読まねば」という気にさせられるのです。


そこで何年か前に読んだのですが、「本社へりから撮影」という文を慌てて直したという話がありました。
どこに赤を入れたか分かりますか?
そう、「ヘリ(カタカナ)」ではなく「へり(ひらがな)」になっていたのでした!「へり(ひらがな)」では意味も変わっちゃいますね。会社の片隅から身を乗り出して撮った感じでしょうか?


私の今の仕事は、いくつもの工程を経て出来上がってきたMARCの最終確認が中心です。
情報の入力もれはないか?MARCのフォーマットに図書の情報が適切に収まっているか?似た本のMARCとの齟齬はないか?そして誤字脱字はないか?

そんな誤字探しの中でも特に手ごわいのが、上でご紹介した話にもありました「へ」や、「べ」「ペ」です。今はMARC作成画面で文字色が変えられるようになったので、画面ですぐに確認することができるのですが、以前の古い入力システムだったときには、まずはその形の僅かな違いを見つけて「あやしい…」と感じなければいけませんでした。


今でも、ヨン様こと「ぺ・ヨンジュン」の「ぺ」がひらがなだったのを見つけたときの嬉しさを覚えてます。「へいきヘいき」というタイトルの2つ目の「へ」がカタカナだったこともありました。静かな職場の中ですから、心の中でガッツポーズ。「ヨン様の「ぺ」の誤りを見つけた」なんて、お仕事の悦びとしてはちょっとスケールが小さすぎて恥ずかしいのですが、いや結構な嬉しさなのです。(逆に、自分の目の前を誤字がスルーしたのを指摘されると凹みます)


以前読んだ校正さんの本に、とても細かな誤植を見つけて赤字を入れたら、外国人のクライアントに、君は「eagle's eye」(hawk's eyeだったかな?)を持っている!すばらしい!と褒められた…というような話がありました。日本語なら「鵜の目鷹の目」でしょうか。粗探し好きな人の形容のようであまり良いイメージはなかったのですが、褒め言葉でもあるんだ、と新鮮に感じたのを覚えています。
びしっと鋭く誤字を捕える鷹の目が欲しいと思う毎日です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://datablog.trc.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/979

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報

2016年9月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク