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いろいろな分類法~ASのお仕事 その3~

はじめまして。AS・伊藤です。

ASという部署では、TRC MARCに累積しない「特別注文」のデータを作ったり、大学図書館のNACSIS-CAT登録代行を行っていることは以前ご紹介させていただきました。そんなASならではの仕事をひとつご紹介しましょう。

それは、「NDC以外の分類を付与すること」。

日本の公共図書館界では、日本十進分類法NDCがスタンダードとして確立されていると思いますが、古今東西に目を広げれば、実にさまざまな図書分類法があります。

大学では洋書などをデューイ十進分類法DDCなどで分類していることも多いですし、看護系の大学や学校ではNDC9版の492.9「看護学」について、日本看護協会看護学図書分類(いわゆる看護分類)を付与することもあります。また和漢古書のコレクションで、漢籍について四部分類を付与してくださいという依頼がある場合もあります。

新規に付与するわけではないですが、専門図書館で独自の観点で分類したものや、大先生が寄贈したコレクションで、大先生こだわりのユニークな分類をデータに入れてくれと頼まれることもあったりします。

ASでは部署内にすべての分類のエキスパートを備えている…わけではありませんが、経験者を中心に、さまざまなご要望に対応しています。

いずれ機会があれば、ASで作業した各種の分類法のいくつかについて、もう少し書いてみたいと思います。

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