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同潤会大塚女子アパート

以前に同潤会大塚女子アパートの跡地と関連図書をご紹介しましたが、
また関連本が出ていました。

オンライン書店ビーケーワン:大塚女子アパートメント物語 オールドミスの館にようこそ

アパートメントに暮らした女性たちの人生を浮かび上がらせた、人間模様に焦点をあてた内容になっています。


大塚女子アパートメントは、地下鉄茗荷谷駅から会社に向かう途中にありました。
歩道に面した1階にはいろいろな店舗が入っていましたが、先輩データ部員たちとのおしゃべりの中で「あったよねえ…」と話し合っていたのが、パン屋さんの「フレンパン」や立ち喰いそば屋さん(「梅もと」といったような)。
確か模型屋もあった、との情報も。
フレンパンでサンドイッチを買うと、おまけのお菓子を袋に入れてくれるときもあり、いつもレジの内側でおおらかに構えておられたおじいさん、おばあさんを思い出します。
おそばやさんは、春菊天そばやカレーが美味しくて、テイクアウトにして昼食時によく食べていました。
カレーはひき肉を使って、もったりとしたルーの、正におそば屋さんのカレー。
ゆで卵か生卵をつけてくれました。
今は思い出の中で、もう食べられないのが残念です。

もっと時代はさかのぼり、様々な本に取り上げられている、草創期の大塚女子アパートメントは、前の通りを路面電車が走り、職業婦人が闊歩するモダンな建物であったようです。
もう取り壊されて久しく、当時の写真でしか面影をしのぶことはできませんが、取り壊しが惜しまれ、一度中を見てみたかった建物のひとつです。

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コメント (4)

蔵書データ事業部:塚原:

1962年に居住者の戸川昌子がこのアパートをモデルにした小説「大いなる幻影」を書き、江戸川乱歩賞を受賞しています。
事件の発端となるのは大塚仲町の交差点での交通事故。
会社のすぐ傍ですね。

雑誌 半澤:

塚原さん、コメントありがとうございます。
「大いなる幻影」残念ながら未読ですが、とても気になっていました。
戸川昌子はこのアパートメントが道路拡張のための曳き家(建物を壊さずに建てたまま移動させること)になるのも見届けているそうで、人力で建物が動いて行く様子にインスピレーションをかきたてられたようです。

茗荷谷流離:

「フレンパン」の大林さん、お世話になりました。
日本の「三角サンドイッチ」発祥のお店ですね。
「フレン」=「婦連」とは、みなさんわかりませんね。

「梅もと」は、綱さんが創業したお店ですね。
今では大きな会社になりました。
http://www.umemoto21.co.jp/
綱さんの息子さんは、この近くの元気のよい大学に通ってられました。

「うな若」さんも移転して、廃業して…。
茗荷谷の「うなぎや」さん、どこかないかなぁ~。

雑誌 半澤 :

茗荷谷流離さん、情報ありがとうございます。
茗荷谷駅近辺も入れ替わりがあり、お馴染の店舗が無くなってしまうのは寂しいですね。
今夏は高くてなかなか手が出ませんでしたが、「うなぎ」そろそろ食べたくなりました。

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