本日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、
NDLSHから採用したものも含まれています。
9月は17件の件名を新設しました。
その中に「日光浴」という件名があります。
日光浴という言葉からは、数年前に日焼けで痛い目をみた経験からか、個人的にはしみ・そばかす、皮膚がん、というような負のイメージを連想してしまいがちでした。
ところが人体にとって太陽光を浴びるということは、実は非常に重要なことのようです。
適度に紫外線を浴びることで、体に必要なビタミンDの約半分を作ることができるのだそうです。
ビタミンDは骨や歯を形成するのに必要なので、日光浴をするとくる病や骨粗鬆症の予防に役立つというわけです。
さらに日光浴にはがん予防の効果があるという説もあります。特に大腸がんや乳がんに高い予防効果がある、という文書を見つけました。
たまたま直系の親族にこれらの病歴があったので、思わずドキッとしました。
美白をとるべきか、がん予防をとるべきか・・。
うーん、どちらか一方だけを選ぶことはできません。日焼けをしすぎない程度に、上手に太陽の恩恵を受けるというのがやはり一番でしょうか。
うだるような猛暑からようやく解放され、気持ちよく日光浴をするのによい季節となりました。
休日にはリフレッシュのためにも積極的に外に出かけ、太陽の光を浴びるように心がけようと思います。