毎週火曜にお届けしている「今週の1冊」の候補にあがりながら、惜しくも紹介できなかった本をとりあげて紹介しています。
今日のテーマは「ロボット&人形」。
秋の新ドラマで、「Q10(キュート)」という、美少女ロボットが主人公のドラマがあるようです。
いかにもなネーミングといい、AKB48のメンバーが主人公だというところといい、特定の視聴者層を狙っているとしか思えませんが…。
ロボットが少しずつ人間の心を持ち始める、というのは漫画やアニメではありがちですが、こんな本がありました。
ドラマはここから発案したのでは?というぐらい、そのまんまな感じですが、「どこから生物で、どこまでが無生物なのか」という、ちょっとシリアスなテーマです。
日本人のロボット好きは最近始まったものではなく、「からくり人形」などもロボットのルーツと考えると、江戸時代からあるんですよね。
これは、鳥や昆虫などを写実的に、ちゃんと手足が動くように作られた置物で、江戸時代からある工芸品だそうです。
こちらはちょっと雰囲気が変わって、ロシアのお人形。動いたりはしませんが、なぜか乙女ゴコロをくすぐられるものがあります。
アメリカに旅行に行ったときに、屋台でマトリョーシカを売っているお店があって、何気なく手にとったら、「なに触っとるねん!」(多分)と強烈に怒られたというトラウマがあり、個人的には平静な気持ちで見られないです…。
そして最後は、てぶくろで作るぬいぐるみ。
私も昔、友人にてぶくろ人形の作り方を教わり、子どもをあやすときに必殺技として作ったりしています。
これからの季節、お子さんがいらっしゃる方は覚えておくといいかもしれません。