先週の「猫本」に続いて、今日はねこDVDをご紹介しようと思います。
くるねこ 1(10908104)
くるねこ 2(10908105)
くるねこ 3(10908106)
くるねこ 4(10908107)
母親が生きものの抜けた毛が嫌だという理由で、今までペットを飼ったことがありません。幼稚園時代、自分より大きい犬に追いかけられ、猛ダッシュで逃げたトラウマから犬は苦手なのですが、猫はぬくもりといい、鳴き声といい、しぐさといい大好きでした。
実家の周辺に昔は野良猫が多く、庭に入ってきては餌欲しげにないたりしていましたし、室外機の裏に小猫を生んだこともありました。私は何度も「飼いたい!」とせがみましたが、母は首を縦に振らず。「拾ってきた場所に戻しなさい」と何度も言われるうち、飼うのを諦めてしまいました。「お母さんって冷たい」と思いながら。
今となっては、母の気持ちも少し分かります。今では4歳の息子が犬を飼いたいなんぞと時折言いますが、とても世話ができるとは思えません。まだ彼自身が動物と大差ないのです。カブトムシだって、餌をあげていたのはいつも親。気が向いたときしか見もしませんでしたし。犬猫となれば、ご飯にウンチは勿論、病気にもなるし、構ってあげなくては寂しくもなるでしょう。家には日中誰もいないし、虫と同じようにはいきません。生半可な気持ちで飼うわけにはいかないのです。と、ここまで考えると、それでは昔母は、同じように考えてシツコイ子どもを諦めさせるために自分が憎まれ役になっていたのかしら? (嫌、多分、母は本当に単に毛が嫌だったと思うのですが)
「くるねこ」はTV放映されている5分間アニメで、飼い主と飼い猫との様々なエピソードを綴ったもの。猫もたくさん登場しますが、声はすべて小林聡美さんが1人でやっているそうです。(現在は第2シリーズが放映中で、声は中谷美紀さんが同じく1人でやっているそう)どんな風に声を変えているのかも気になります。
猫アニメ、あらすじを読んでるだけで和みます。キャラクターもいろいろだし、生意気でもやんちゃでも病気になったり喧嘩したり、ちょっとしたことがたまらなく可愛かったり、人の子どもと同じなんだろうなぁ。
実猫を飼うのは難しくとも、寒い季節にこたつでこんなアニメを見るのも、心があったまっていいかもしれません。