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翻訳タイトルの妙

こんにちは。ASの横山です。

今回は翻訳タイトルについて。

図書館からお預かりする外国語図書の中にはさらに多言語からの翻訳書もあります。その翻訳タイトルを見ていると、中にはなるほどと納得したり、なぜと突っ込みたくなったり、、、。書誌データを作っていることを忘れてしまう瞬間があります。


ぱっと見て「哈利波特与阿兹卡班的囚徒」が何の本かお分かりになりますか。これに、「哈利波特与魔法石」、「哈利波特与密室」、「哈利波特与火焰杯」が並べば、ハリー・ポッターのシリーズだとお気づきになるでしょう。
ちなみに最初のタイトルは「ハリー•ポッターとアズカバンの囚人」です。音があてられているのですね。

「舞!舞!舞!」は村上春樹さんの「ダンス・ダンス・ダンス」です。これ以上ないくらいに言い表していますが、訓読みしても音読みしても思わずクスリとしてしまいます。

「The pillow book」というタイトルはどうでしょう。快眠の本かと思いきや、「枕草子」です。なかなか直球です。英語のニュアンスから伝わるものは、本の内容とはだいぶ遠いところにあるようです。

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