自分が子どもを生むまで、このジャンルのCDのMARC作成が嫌いでした。子ども向けTV番組で使われたオムニバスCDです。いやいや、嫌いと言っては言い過ぎです。身構えていました。だって、収録曲が多いんですもの。
たとえば今月、作成したもので、
「パパもママもうたったお宝キッズ・ソング」(10909297)は51曲入り
「こどもヒットソング」(11900574)は40曲入り
「特撮ソング史(ヒストリー) 1」(11900238)は48曲入り
1曲の分数が短いものが多いので、たくさん入るのも仕方ないのですが。そして、MARC作成でなく、自分が買ったり聞いたりするのであれば大変嬉しいのですが。
他にもタイトル関連情報に入力すべき、曲が使われた番組名等の情報が多かったり、
「ウルトラQメインテーマ」というタイトルに
「インストゥルメンタル(←バージョン等の情報)」
「ウルトラQ(←曲の使われた番組名)」が付いているようなもの。
かけことば的なタイトルはどこで読みを区切って良いのか分かちに迷ったりもします。
いたずラッコ → イタズラッコ
ドコノコノキノコ → ドコ/ノ/コ/ノ/キノコ
イカイカイルカ → イカ/イカ/イルカ
しかし、自分が子どもを生んでから、この抵抗感は大分薄れました。子ども番組が身近になり、以前はタイトルしか知らなかったものも、懐かしい曲、新しい曲、いろいろなキッズ・ソングを自分で歌えるようになりました。名簿で名前を見かけるだけだった人と友達になったような感じ(?)。
手間取りそうなものでも、「さぁやってやるぜ!!」という気持ちに変化してきたのです。
同じような理由で身構えがちなクラシック・オムニバスとも、子どもがピアノでも習えばもっと仲良くなれるだろうか・・・。いや、それは叶うとしても先過ぎる。もっと別の克服法を考えねばなりません。
子どもは保育園に行っているので、私が教えなくてもたくさん歌を覚えてきます。家で歌われて「ママもその歌、知ってるよ!」となることが多いです。
先日「おーおーきな のっぽのふるどけいー」と歌っていたので、5歳になると童謡や遊び歌ばかりでもなくなるんだな、と思っていたら、なんと手話つきでした。
「今度、懇談会の時にママたちの前で発表するんだけど、それまで内緒なんだよ」と言います。ばらした時点で内緒でもなんでもないのですが、一つ一つの手話とそれがどんな意味であるかを教わっている様子が分かり、なかなか心を打たれてしまいました。
ばらされて良かった。私は、絶対泣きそうなので。