昨日曜日も、東京はゲリラ豪雨に見舞われました。
お天気が良かったもので、近所のお店に出かけた私ですが、用事を済ませた瞬間の土砂降りに雷・・・。たまたま、買い物袋の中に折り畳み傘がなかったら、ほんの100mほどの我が家にずっと帰れなかったでしょう。
備えあれば憂いなし。今日はそんな備えのお話しを少し。
図書館蔵書では、様々な種類の図書を扱っています。
書かれている内容は脇に置いて、明治時代の本から刊行したての本、保存状態の良い本、悪い本。真っ白な遺跡の発掘調査報告書に、フルカラーの写真集や、布装のものまで。時には、ラベルの剥がし跡や、蔵書印の色も真新しい本が入荷することもあります。
そんな時、本をお預かりしている私たちが、一番心配なのは隣り合わせた本に色が移ったり、汚れがつくことです。そこで、汚れがつきそうな材質の本や、周りを汚しそうな本などは、ビニール袋を使って保管しています。
これで、触るとペタっとする本も、色が移りやすい黒い本、汚れやすい真っ白い本も、安心です。