「図書館業務とTRCのサービスメニュー」第4回は、検収・受入業務に関わるTRCのサービスメニューをご紹介します。
TRCは本の納品と同時期に「納品データ」をお届けして、図書館の検収・受入作業をサポートしています。
毎週決まった曜日に本をお届けしますので、図書館システムに「納品データ」をお取り込み下さい。宅配便で本が届いたら、同送されている納品原簿と確認します。後は本に装備されているバーコードをなぞるだけで検収・受入作業は終了。すぐに配架し利用に供することができます。
もし「納品データ」を取り損ねて、翌週の納品日が来てしまってもご安心下さい。TOOLiでは過去3ヵ月分のバックナンバーをご用意していますので、その期間はいつでも何度でも取得できます。
また、寄贈本やTRC以外から購入した本を受入したい場合は、TOOLiのMARCダウンロードをご利用下さい。TRC MARCを1件ずつダウンロードできる機能です。登録番号や請求記号などを入力し、図書館システムに取り込みます。自館で書誌を作成する手間を省くことができます。
雑誌の受入には、雑誌MARCが便利です。書店発売日当日に雑誌MARCを受け取れます。約3,000誌を網羅。その内470誌については、目次情報も発売日に提供しています。
納品が完了したものについては、毎月お取決めした日に請求書をお送りします。これを担当しているのが経理部です。
ご注文の95%はTRCの在庫商品から納品されますが、残りの5%は出版社からの取り寄せとなり、なかにはお品切れになってしまう場合もあります。そのためご請求は発注単位ではなく、納品の単位でお出しします。納品された本の請求についてのお問い合わせや、請求指示は経理部までお問い合わせ下さい。
次回は明日、配架・貸出・返却業務に関わるTRCのサービスメニューをご紹介します。