さて、年度末。
たくさんの出版物に囲まれ、目の前の本だけに集中しがちですが、そんな時こそちょっと遠くから。というわけで『週刊新刊全点案内』を後ろからぱらり。
1757号(2012年3月6日発行)の巻末に分類別集計表が掲載されています。これを見ると、2012年2月の『週刊新刊全点案内』に掲載した本の日本十進分類法での割合が一目瞭然。TOP3は3類>9類>7類。そこに5類が続きます。
以前なんどか取り上げたことがありますが、ある特定の分野が多かったような気がしてもたいてい毎年(毎月)このような順番になります。不思議なことですが。
あ、ちょっとずれがありますね。
もし部屋に100冊だけ入る書棚があり、それをこの分類の割合で埋めるとしたらどんな棚を作りますか? 8類や0類は2冊ずつ、6類は5冊…(泣く泣く小数点以下は四捨五入)。あちらこちらで排出権取引のようなことが発生しそう。
ちなみに、2012年3月より『週刊新刊全点案内』巻末記事の掲載順を変更させていただきました。第1週:分類集計/第2週:ベストセラー情報/第3週:文学賞情報/第4週:花まるベストセラー となっています。こちらもどうぞご覧ください。