毎月月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。
今回は「袋綴つき」についてのお話です。
本文のすべてまたは一部が袋綴じになっている図書について、装丁コードの項目に「袋綴つき」と入力しています。
この袋綴、週刊誌などの雑誌でよく見かけるものですが、一般の書籍でも結構あったりします。
たとえばこちら。
タイトル この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!
この図書では、実際に企業で使用されたテスト情報が袋綴で収録されています。
タイトル 今すぐ株で儲けたいなら大阪・橋下改革銘柄を狙いなさい!
こちらは、お勧めの31銘柄が袋綴で紹介されているようです。
小説で、単行本未収録部分の「終章」が袋綴になっている、こんな文庫もありました。
タイトル 影法師
袋綴部分にある情報も、通常のものと同じように記述します。
袋綴を破ってしまわないよう気をつけながら、ページ付けのノンブルがないか、記述すべき書誌的事項がないかをチェックします。
袋綴つきの図書は,装丁コードの項目だけでなく、内容紹介でも、それとわかるようにご紹介しています。