昨日に引き続き、新座ブックナリーのご紹介第2回目。
今回は新座ブックナリーに入荷されたたくさんの本が、どのように保管されるのかを追ってみました。
新座ブックナリーは1日約6万冊入荷します。
本が入荷すると、まず検品して在庫する場所を決定。
新座ブックナリーではB棟1~3階、C棟2・3階の合計5フロアが本の保管場所です。
ジャンルごとのフロアに分けられ、さらに同じタイトルの本がすでに在庫にある場合は、その在庫がある本棚へ、在庫がない場合は空いている本棚へ入るように振り分けられます。
行き先が決まると行き先の書いてある紙が本に挟み込まれ、それを元に配架します。
新座ブックナリーでは1タイトル平均12冊在庫していますが、在庫が100冊以上あるタイトルもたくさんあります。
在庫する冊数が多い本は棚に入りきらないので、パレットに積み上げられます。
入荷した本を棚入れする作業と、注文を受けた本を棚から抜く作業は必ず人の手で行います。
こうして入荷したときに決められた場所に配架されるので、注文を受けたときに本がどこにあるのかたくさんの本の中から探しやすくなっています。
次回第3回の2月27日(水)は、注文のあった本をこのたくさんの本棚から探してくる作業、ピッキングについて触れたいと思います。