昨日はデータぶー子が「人名典拠ファイル」についてお話させていただきました。
「典拠ファイル」の概念って?人名以外にも典拠ファイルってあるの?
このような疑問を持たれた方のために、
今日は「典拠ファイル」自体について簡単にご説明したいと思います。
典拠ファイルとは、
一言でいえば「統一標目を維持管理するためのファイル」です。
「日本目録規則」では以下のように解説しています。
典拠ファイル:
統一標目の形と読み,典拠とした参考資料名,採用しなかった名称からの参照等を記録したファイルで,統一標目を維持管理するためのもの。著者名典拠ファイル,件名典拠ファイル等がある。「1987年版改訂第3版」
TRC MARC(内容細目ファイル含む)は書誌データとこの典拠ファイルを、典拠IDでリンクさせています。
典拠ファイルはコンピュータで管理されており、
典拠ファイルを経由することで、より広範囲で高精度な検索が可能になります。
下記が現在、TRCで維持管理されている典拠ファイルです。
人名(個人名) ファイル
団体名 ファイル
件名 ファイル
学習件名 ファイル
出版者 ファイル
全集 ファイル
シリーズ ファイル
それぞれの典拠ファイルの説明など、詳しくは弊社HPでもご紹介しています。
ぜひそちらもご覧ください。
*来週からはまたデータぶー子のブログダイジェスト連載(人名典拠編)をお送りする予定です。
お楽しみに!