新刊本や雑誌の最新号を眼にする機会が多く、季節を先取りしすぎている傾向のデータ部。いや、どうもまだ9月らしい、と会社の行き帰りに確認する毎日ですが、この時期といえば"ひがんばな"。
最寄り駅までの途中、街路樹の根元にいきなり顔を出すのを見つけるのが毎年の楽しみ(いったいなぜここに、という疑問はさておき)。
さて、このひがんばな。
日本十進分類法(NDC)9版では479.374【ヒガンバナ科】になります(8版は479.37)。
NDCでは植物、動物といったものは類・科などで分けられているので、どれに該当するかを調査し、分類を付与していくことになります。
しかし、ヒガンバナ科ってひがんばなの他にあるのか? と調べると、個人的には意外な面々が...。
TOOLiの典拠検索画面で件名参照分類から検索すると、TRCで使用している件名が確認できます。
それにしても、ひがんばなはどうやって外が秋の彼岸の頃だと知るのかが長年の疑問。年によって条件もいろいろなはずなのに「寝坊!!」などということはないのか?!
気象庁のHPを見ると、しばしばこの名前が出てきて開花の様子がわかります。
ちなみに、近くには花壇で楽しんでいるおうちもあるので、こちらの確認も欠かせません。ひがんばなの栽培方法の本の分類については、NDCをちょっと開いてみてください。
さらには、風習などから見ると? TOOLiの目次情報検索と分類のかけあわせで面白い本がみつかるかもしれません。こちらもお試しください。