2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まり、会場やスポンサー、追加種目など、実現に向けた具体的なニュースが流れるようになりました。
そのなかで個人的に気になっているのが、中央区晴海に建設する選手村を水素エネルギー等で電力を賄う「水素タウン」として整備するという東京都の発表です。東京オリンピック・パラリンピック選手村の収容人数は約1万7000人とのこと。これだけの人数が使用するエネルギーを水素で供給するというのですから、実現すれば世界中から注目を集めること間違いなし。このビッグプロジェクト、ぜひ成功してほしいです。
さて、そんな話題の水素エネルギーですが、TRC MARCでは「501.6 工業動力.エネルギー」に分類しています。件名もそのものズバリ「水素エネルギー」があります(ちなみに、元素としての水素は435.11、工業的に利用される水素は574.24になります)。
最近出版されたこちらの本。
日刊工業新聞社(2015.2)
水素エネルギーを巡る国内外の情報や最新技術等をまとめた一冊です。
ちなみに、太陽熱やバイオマスといった自然エネルギーや、再生可能エネルギー全般、省エネルギーなども501.6に分類しています。501.6に分類した最近の資料タイトルを眺めるだけで、転換期を迎えている日本のエネルギー分野の動向が伝わってきます。
次世代エネルギーに関する資料をお探しの際は、まずは501.6を見てみてくださいね。