今日は「週刊新刊全点案内」1982号の発行日です。
掲載件数は1314件でした。
今月の表紙はこちら。
まだまだ暑い日が続きますが、きのこ鍋の季節もあっという間に来るんだろうなあ。
*こんな本がありました*
「妖怪ウォッチ」や「ポケモンGO!」の流行にのっかって、図書の世界でも空前の妖怪ブームです。
伝説や神話に出てくる怪物や妖精、はたまた宇宙からやってきた生物や、都市伝説となっている未確認動物などなど...。
ありとあらゆる「妖怪」的なものを扱った本が増えています。
姉が上野公園の近くに住んでいるのですが、休みの日ともなると、日本中からポケモンを見つけるために人が集まり、大変なことになっているそうです。
神社や仏閣などでは「ポケモンの捕獲を禁ず」という立て札をしているところもあるそうな。
そしてついに、名画の中でまでモンスター探しが。
小学館(2016.10)
ボスというのは、初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボス(ボッシュとも)のこと。
くちばしに手紙を刺している犬だか鳥だかよくわからない「伝書犬」、頭と足だけでお酒を飲んでいる「ヨッパディン」...。
(名前は原画にあるわけでなく、本書で勝手に命名)
まさに「妖怪」の原点と言っても過言ではない、なんとも奇妙なモンスターたちが、ボスの絵の中には多数登場しています。
う~ん...悪夢を見そう。
しかし、三次元からまた二次元に戻ってモンスター探しをする方が、何かと平和なのかもしれませんね。