「図書の中身がわかって便利」と言えば、内容細目ファイルと目次情報ファイル。特に目次情報ファイルは、児童書の場合、目次に出てくる文字列を基本的にすべて入力しています。
最近、目次情報ファイルを作るべく内容目次班にやってくる本を見ていると、武将についての児童書が多いような気がします。
目次に武将名がずらっと並ぶ、入力もチェックも大変なものが多いので、印象に残っているだけかな?
Tooliで検索してみよう。
タイトルに「武将」と入れて「目次情報あり」を検索すると、139件。
更に出版年を一年ごとに区切ってみると、こんな結果に。
2016年(~10月):19件
2015年:22件
2014年:27件
2013年:8件
2012年:7件
2014年に2桁か。
確かに増えてはいる。
これってもしかしてゲームと関係してたりするのかしら?
最近、小5と小2の息子たちがやけに武将の名前を口にするのです。
「謙信が」「信長が」「坂本(龍馬)が」「(源)義経、最強!」等々。
まだ社会で日本史は習わないだろうに、なぜそんなに親しげに?と思っていると、「モンスト」なるゲーム(正しくは「モンスターストライク」というそう)に登場するのだとか。
母は大河ドラマなら欠かさず見ていますが、ゲームのことはさっぱり。
子どもたちは授業やTVで知ってるわけではないけど、ゲームで武将をかっこいいと言うように。
思わぬことからリンクして、この話で盛り上がっています。
更に、小5の息子は児童文庫で武将モノを読みだし、小2の息子にはコミック伝記の武将モノを図書館で借りてきてと言われます。
「で、誰が一番好きなの?」など、共通の話題ができて、私も楽しい。
子どもとゲームとの関係を考えるに、アンチな立場でいましたが、自分の生まれた国にどんな人物がいたのか、歴史的にどんな経過をたどってきたのか、想いを馳せて興味を持つという側面もあったとは意外でした。
インターネットで調べると、モンスターストライクは2013年9月にリリース。
子どもの武将ブーム(あるのか?)を牽引してるのかな?