« 2016年10月24日 | メイン | 2016年10月26日 »

2016年10月25日 アーカイブ

2016年10月25日

オレンジの片割れ

本日は「週刊新刊全点案内」1985号の発行日です。
掲載件数は1317件でした。

*こんな本がありました*

誰も知らない世界のことわざ

エラ・フランシス・サンダース(著/イラスト)
創元社(2016.10)

以前にもこのブログでご紹介した「翻訳できない世界のことば」(記事はこちら)の著者による、
今度は世界のことわざ・慣用句にフォーカスした一冊です。

目次を見ると
・スペイン語「あなたは、私のオレンジの片割れ」
・フランス語「さて、羊に戻るとしようか」
・ノルウェー語「あごひげが郵便受けにはさまってしまう」などなど、
何それ?どういう意味??なことわざ・慣用句がズラリ。

日本語からは「サルも木から落ちる」「猫をかぶる」が取り上げられています。

ことわざ・慣用句には、その国の文化や習慣が色濃く反映されているものが多いので、ことばの由来などを知ると、その国に親近感が湧いてきたりもします。

「あなたは、私のオレンジの片割れ」ということばは、"あなたは自分の魂のパートナーで、生涯愛する人である"という意味の愛情表現だそうです。
なぜ「オレンジ」が愛情表現に使われるようになったかというと...

 オレンジはひとつとして同じものはありません。
 半分にしたオレンジにぴったり合わさるのは、その片割れだけだから

...だそうです。

なるほど、ロマンチックですね。
これからオレンジを見る目がちょっと変わりそうです。

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク